●テラジェット工法とは
テラジェット工法とは、最大径φ450mmまでのパイプ・ケーブル等を非掘削で埋設できるシステムです。現在、国内では都市機能の高速化・高度化に伴い上下水道・電力・ガズ・通信等各種ライフラインの整備が急務とされています。
テラジェット工法は、このような課題に対応する工法として、開発・導入されました。交通遮断や排土の問題を少なくし、地上より施工位置を探知しながら掘進ため、クリーンで安全性が高く環境にやさしいスピーディーな施工ができます。

●工法上のメリット
- より長く(工期の短縮)
- 従来の開削工法に比べて大規模な工期短縮が可能です。地面からロケーターにより探知しながら掘削するので道路・河川・既設の構造物横断も可能です。
- より優しく(環境の保護)
- 掘削流体に使われている特殊ポリマーは、生物分解性があり土中に残したままでも安心です。開削に比べ環境破壊や交通渋滞もなく、振動や騒音と言った住民の苦情もなく施工できます。
- より安全に(工事の安全性)
- 従来の開削工事に比べて施工スピードが速く、作業のほとんどが地上で行われるため、安全性の高い工法となっています。また、掘削された孔の空隙は、液体粘土で重鎮されるので地下に空洞が出来ず地盤沈下も発生しません。
●施工要略(スタンダード型)
パイロット孔掘進 発進立杭より掘削流体を噴射するドリルヘッドを地上よりロケーターを使って探知しながら誘導し、到達立杭まで掘進します。
●パクリーミング(パイプ引き込み
到達立杭で埋設する管外径の適合したパックリーマーを取り付け、パックリーマーを回転させながら掘削流体を噴出させて管を引き込み、埋設します。
